同友館のHPをみると、「これ短2000」のHPがリニューアルされ、「中小企業診断士1次試験対策eラーニング講座」の受付が開始されましたとなっております。
講座概要、講師の紹介なども新たにUpされております。全体像が見えてきました。
診断士受験業界(広くはないですがね、、、)では、大きな目玉でしょう!!
それで、気になる価格ですが、69,000円(今年中の申込みだと65,000円)とのことです。
問題集としては高いという感覚がありますが、一番の特徴は「これ短カフェ」というコミュニケーションツールが入っている事だと思います。受験校に行けなく仲間がいないという方にとっては強い味方になるでしょう。どうしても1人でやっているとダラッとしてしまうというリスクが付きまといます。合格の秘訣は継続であり、あきらめられない環境を作ることが大切だと思います。
HPには、いろいろと特徴が書かれておりますが、書かれていない部分で、会社での業務開始までの時間とか、昼休みだとかは有効かなと思います。なかなか会社で問題集を広げることは出来ないですからねえ。パソコンでかちゃかちゃやっていると仕事しているようにも見えるかな?なんて思いました(勤務時間内は駄目ですよ)。
問題を解いているときはインターネットに接続しなくてもよいというあたりも場所に限定されず活用出来そうです。
あと、過去問をみていて、癖モノだなあと思っているのが、会社法などの変更により科目によっては、出題された年は、正解であっても、今は不正解になってしまっている場合があるということです。過去問の解説集を持っていても古い場合がある。そのあたりは要注意です。「これ短2000」では、過去問については、良問だけをピックアップしているということなので、これは良い、これは古いという選択を自らでしなくてもいいので時間の短縮につながり、効率がよいと思います。昨年、経営法務の勉強にかなり戸惑ったのを思い出しました。
一度、サンプル版をDLして体験してみては如何でしょうか?
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テーマ:夢を叶える│ジャンル:ビジネス
中小企業診断士
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│2007/11/28(水)22:27
ITCAには「ITコーディネータ専門知識教材」というのがあり、それらはITCプロセスガイドラインをより理解するために有効です。
しかし現在市販教材としては3つの教材しか認定されておりません。そのうち2つについては10,000円を超えていて、私は手が届かず、4,935円(私が当時購入したものは、旧プロセスガイドライン対応で3,800円のものです)の1冊を購入し、試験勉強の時やケース研修のときには横において参照していました。
ここで新たに、
『IT経営可視化戦略~経営目標達成へ導くナビゲーター~』
が登録されるようです。著者のブログに思いが書かれておりますのでリンクしておきます。
本書のちらしを拝見しましたが、
ITCプロセスガイドラインを中核に、PGLの原理原則を重視し、経営戦略は世界標準となっている分析型経営戦略策定手法およびプロセス型戦略としてバランススコアカードと日本的経営の中心的な経営管理手法である可視化(見える化)を組み込んだフレームワークを解説します。ITCだけではなく、経営者、経営企画者、情報システム担当者も読者対象としており、人間の心と心を通わせ、全ての企業の従業員が生き生き仕事をし、経営が生まれ変われるために利用して頂きたいことを切に願ってやみません。
となっており、教材とはいえ教科書的なところから一歩踏み込んだ感じになっていそうです。
発売日は12月1日。定価2,100円。
いち早く入手して当ブログでも展開していきたいと思います。
テーマ:ビジネス│ジャンル:ビジネス
ITコーディネータ
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│2007/11/23(金)07:50
11月13日に中小企業庁から「中小企業生産性向上プロジェクト」が発表されました。
詳細をチェックしておく必要がありますね。
人口減少社会の下での経済成長の実現に向けて、中小企業の生産性向上が必要とのことで、
①付加価値の創造
②経営力の向上
③事業環境の整備
④サービス産業の生産性向上
という4つの柱で書かれています。
その4つの柱を平成19年度から平成21年度までの3年間重点的に実施し、合計80万社の中小企業において、生産性向上に向けた前向きな取組みの創出を目指します。
ちなみにITに関する部分については、②経営力の向上の項目の中にあり、
「財務会計支援ソフトをはじめとする安価で使いやすいソフトウェアをインターネットを通じて活用できるSaaS/ASPシステムの開発等を行うとともに、それらを活用して、小規模企業が自らの財務状況を把握できるようにする支援を行う。平成21年度末までに約30万社の小規模企業等が、ITを利用した財務会計整備等の経営力向上に取り組む事を目指す。」
「平成20年度から平成21年度にかけて、財務会計、人事給与などの業務を支援する関連アプリケーション及びそれらが稼動する基盤となるSaaSシステムを開発し、安価かつ使いやすいソフトウェアの提供を開始。また、SaaSを活用したe-tax、社会保険などの公的手続きのオンラインサービスを一体的に提供する。平成21年度末までに、50万社程度の中小・小規模企業への普及を目標としてIT利活用の底上げを図る。」
となっています。
それらの普及啓蒙活動をIT経営応援隊などが集中的に行うとなっていますので、IT経営応援隊の出番が増えそうです。
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経営・ビジネス
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│2007/11/21(水)22:28
午後は、4つの分科会に分かれており、私は第一分科会に参加しました。一番、印象に残ったのは、明石のタコ検定です。合格するとお墨付きのカードがもらえる。一見、おちゃらけたアイデアだけのように思われるかも知らないが、実は、ちゃんとしたターゲットを狙って実施しています。
ターゲットは30代~40代の男性。ターゲットというと女性であったりするのだが。一番ターゲットになりにくそうなところに何故?
明石という土地。30代~40代の男性は、平日は京阪神に出て、寝に帰ってくるだけ。いわゆるベットタウン。地元明石にもっとかかわりたいと思っていてもコミュニティに加わるなどの活動まではなかなか足が動かない。
そこで、タコの登場だ!開けてみると、どんどん吸い付いてきた!!
地元への愛着。それは地域活性化にもっとも重要な視点だと感じます。顧客満足を得るために、従業員満足を高めようとする企業の考えと同じ視点ですね。地元が盛り上がってくると周りからも集まってきます。
そんなわけでタコ検定も全国展開なわけですが、明石でしか受けられません。インターネットでの試験開催だって可能な時代。でもあえて行いません。タコ検定で儲けるというのではないからです。明石に来て頂き、検定を受けて、タコを食べて頂く。飲み屋で、お墨付きのカードをちらつかせ、「タコの血は何色か?」なんてやるとモテモテだな?
集客が増えれば、次の手を考える選択肢も増えますね。地域活性化の切り口を開くためのヒントを得た事例紹介でした。プレゼンも楽しい構成でやられていて、参考になりました。
事例発表を見る側ではなく発表する側にいなくてはと気合が入ってきましたよ。
初めて参加した中小企業経営診断シンポジウム。実りの多い一日でした。
(追記)最後の表彰式まではいられなく気になっていたのですが、公式HPを見ると、「明石・タコ検定」の発表が中小企業庁長官賞を受賞されておりました。おめでとうございます。
テーマ:ビジネス│ジャンル:ビジネス
中小企業診断士
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│2007/11/20(火)05:17
先週金曜日、中小企業経営診断シンポジウムに参加してきました。
午前は、基調講演を聴講しました。
大企業のマネをしていたのでは駄目。今更言う事でもないかもしれないが、中小企業の戦略はニッチだ。少数意見の大切さを実感しました。
市場調査や試食会では大多数の意見はやらなくても予想は出来る。中小企業にとっての市場調査や試食会は、少数意見をいかに収集することができ、それが狙いとあっているかの検証として行うもの。これがニッチ市場への入口だ。
大多数の意見は、甘過ぎる、大き過ぎる。
そりゃそうでしょう。そのように作っているのだから。
ここで、肝心なのは少数意見。
食べ応えがある。インパクトがある。こんなのが欲しかった。
こんな意見が出てくれば、思ったとおりだ。
市場調査や試食会というけれど、そもそも商品がないんだよね。資源を豊富に抱えていない私達には無理だよ。
いや待て!!ここにもヒントが。
資源として保有しているのに、捨てられ、カネにつながっていないものはないか?規格外のイチゴ、ゆずの皮など。そんな視点で活用を考えてみるとビジネスチャンスがあるかも知れませんよ。
ブルーオーシャンから攻めて、レッドオーシャンを脅かそう。
その先の市場はまだまだ広い。
(次回に続く)
テーマ:ビジネスブログ│ジャンル:ビジネス
中小企業診断士
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│2007/11/19(月)20:52
早いもので、書き始めてからちょうど1年がたちます。もともと診断士の2次対策として書く練習のために始めました。1ヶ月もしたらネタがなくなり止めてしまうかなあとも思っていましたが、何とか、最初に決めた「最低週1回は記事を掲載すること」を守り継続することが出来ました。最近は記事というより広告のようなものもありますが・・・・。
なんだかんだで今回93個目のエントリーとなります。
書くことによって、外部的な側面としては、「チャンスを得ることが出来た」「輪を広げるきっかけになった」というメリットを感じました。
内部的な見方をすると、1年前に何を考えていたのかが明確です。あのときは何を考え書いたのだろうか?自分の書いたものを読み返してみる楽しみがあります。また、読書の仕方が変わりました。記事になるかなって気持ちで読むようになることで使えそうなところに付箋をする癖がつきました。必要な箇所のキャッチアップ力が高まったと思います。
これからも最低でも週1ペースでUpしていこうと思います。マンスリーテーマを決めて書いてみることなども考えております。
今度とも宜しくお願い致します。
自己実現
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│2007/11/18(日)06:48
組織とは、強みを成果に結びつけつつ、弱みを中和し無害化するための道具である。
「手だけを雇うことはできない。手とともに人間がついてくる」
人は誰もが強みを持っている。その反面弱みも当然持っている。
そのような弱みを仕事や成果とは関係ない個人的な欠点にしてしまえるような組織をつくらなければならない。
強みだけを意味あるものとするような組織を構築すれば、怖いものはない。
組織の作り方の基本は適材適所。強みをもとに人事を行おう。
優秀な人材だけが辞めていくんですという話をよく聞きます。
組織の作り方の基本に立ち返ってみると良いかと思います。
参考文献:「プロフェッショナルの条件」P.F.ドラッカー
経営・ビジネス
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│2007/11/13(火)06:41
日経コンピュータに、ITコーディネータ協会監修・ITコーディネータ執筆による「中堅・中小企業のITマネジメント講座」(2007年10月1日号より7回連載)というのが掲載されています。
IT経営とは?という部分からはじまり、ITCプロセスガイドラインに沿った、事例を交えた内容となっています。参考になること間違いないと思います。
IT経営が理解されどんどん広まり競争力が高まっていけばいいなと思います。
実は私が書きたいなあと思っていたコンセプトに近い内容です。先を越されました。残念(笑)。
近日中にもっと噛み砕いたものを書きたいと思っております。乞うご期待!
ITコーディネータ
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│2007/11/08(木)21:03
「中小企業経営診断シンポジウム」が2007年11月16日(金)に開催されます。

ポスターを見ると、大きく
地域が動いた。
となっております。
地域出身の私としては、今回の「地域資源を活かして地元を元気にする中小企業診断士」という統一テーマに、私自身も動いています。
いろいろと調整をして私も参加出来そうです。何かいい気づきがあることを期待したいと思います。
参加費は無料です。お申し込みは中小企業診断協会まで。
中小企業診断士
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│2007/11/03(土)07:21
落合監督率いる中日ドラゴンズ優勝おめでとうございます。
いやあ落合博満。プロフェッショナルという言葉が当てはまります。
当然、選手としては誰もが認めるプロフェッショナルであった。でもまさか監督としてもプロフェッショナルだとは正直思っていませんでした。監督なんて向いていないと思っていたぐらいだったのですが、1年目から素晴らしい成績。4年で3回日本シリーズ進出。そして今年は頂点に。ほんと脱帽です。
テレビをつけたのが、丁度9回が始まったところ。どうもノーヒットノーランで先発山井が投げていて、岩瀬に交代したらしい。実況も球場もざわざわしていた。ヒット1本も打たれていない投手の交代。これはなかなか出来ることではない。簡単な言葉では表せないほどの落合博満という男のすごさを感じました。プロフェッショナル。
野球を知っている。それに選手が役割を知っている。
リーダーシップ、コーチング、組織論までくるかな。
落合監督から学べることはいっぱいある。
個性に応じた活力のありようを見極め、それをどんな場面で活かせば、さらなる意欲を引き出せるかを察知する。それを見抜く力を持っている。また、それを実現するための環境を整えること、その人のビジョンに沿ったやり方でやらせること。それが貢献意欲に結びつくということを充分熟知している。
それが実行出来るのには「思いやり」という気持ちが入っている。私の一番好きな言葉であり、いつもそうありたいという言葉である。「思いやり」とは、「相手の心に共感する」という域だ。選手を真に理解し、選手に対する「思いやり」を持つ。監督は「選手みんなに同じだけ声をかけてあげたい」と言っていた。深い「思いやり」がコミュニケーションで通じていれば、選手は自分の役割を見出し、情熱を持って取り組むであろう。そして、心の底から、監督の下で頑張りたいと思うであろう。
優勝という共通目的に、貢献意欲とコミュニケーション。組織存続の三原則を当てはめてみました。優勝の方程式。とも言おうかな!
経営・ビジネス
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│2007/11/02(金)06:23
SaaSの勢いは、ソフトウェア業界を揺るがす。SaaSは一戸建てではなくマンションの一室を借りるようなもの。しかし、マンションの一室は自分の好きなようにカスタムをしてもいい。
企業がパッケージソフトを買う時代は終わるのか?
所有から利用へ。パラダイムシフトの予兆を感じざるを得ません。
それを感じさせる一番のワードとしては、「マッシュアップ」。マッシュポテトといえば、まぜまぜしたじゃがいも。IT用語では、複数の異なる提供元の技術やコンテンツを複合させて新しいサービスを形作ることである。複数のAPIを組み合わせて形成された、あたかもひとつのWebサービスであるかのような機能のことをいいます。
すべてを自社開発することはしないで、マッシュアップする方法をとることにより、開発スピードが速くなる。また提供元として選ばれるために競争が生まれ、新しい技術がどんどん生まれるであろう。その際にも利用者は所有しているわけではないので、乗り換えも容易だ。陳腐化したシステムをかかえたまんまなんてことは今後なくなるでしょう。
ITCをはじめとするコンサルタントやIT部門の役割というのもかわりつつあるように思う。これからは提供されているそれらの
・サービスを選択する力。
・管理する力。
・望ましい契約条件での交渉する力
が求められていくような気がしている。
SaaSに関しては何回か記事を載せています。合わせて参照頂ければ幸いです。
・経済財政改革の基本方針2007
・成長力加速プログラム
・SaaSの勢いは
・ソフトウェアを巡る環境の変化(1)
・ソフトウェアを巡る環境の変化(2)
IT
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│2007/11/01(木)06:55
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