この時期にやった試験勉強
もう5年ほど前になってしまいますが、この時期に、どんな中小企業診断士の試験勉強をしていたのかを思い出して書いてみたいと思います。
この時期は、1次試験までもまだ時間があることから、2次試験も意識した勉強をしていました。やっていたことは以下の2つ。
・過去問を何度も何度も繰り返しました。
・学んだことを仕事で使ってみました。
今回は、2つめの方をクローズアップします。
すでに、企画やマーケティングで活躍されている方は経験も豊富でしょうが、そういう部門に属していないと、学んだことを使う機会が少なく、理論ばかりで、使えるようになったかというと疑問が残ります。
機会がないという方にとっての一番のいい方法は、会社(勤務先)に提案をすることです。
基本的なSWOT、成長マトリックス、ファイブフォース、バリューチェーンなどを必要に応じて組み合わせ、提案書を作りましょう。
私は、戦略に関する提案をしたことはなかったのですが、挑戦しました。
プレゼンをするとなると、理解していないことも明確です。
私の失敗は、PPMを使って、「金のなる木」、「負け犬」などの専門的用語を連発したことです。格好もつけていたのかと思います(笑)。
聞く側は、初めての言葉のこともあります。視点があってなかったのですね。まったく、駄目なプレゼンでした。
でもその経験は、ものすごく時間がかかりましたが、2次試験のいい勉強になりました。学んだことを使って、人に伝えることをやってみることをお勧めいたします。
自分のミッションでなくとも中小企業診断士を目指しているのであれば、やるべきことです。会社にとってもプラスになりますし、試験勉強にもプラスになります。
ドラッカーさんも「自らが教えるときにもっともよく学ぶという事実がある」と言っています。
会社に提案したことが、大きかったなあと思って、書かせていただきました。
寒い日が続いておりますが、頑張ってください。ファイト!
(これ短2000「これ短にチャレンジ!」に掲載いただきました記事より、加筆しております)