成功するテレワーク導入の3つの軸
テレワークの問合せが増えています。対応するにあたって気にかけていることを書いてみます。
お金をかければ、テレワーク環境を構築することはできますが、うまく機能するのかは別の話です。ぜひ、3つの軸をしっかりと押さえ、成功するテレワークに向け、それぞれを高めていきましょう。
【情報共有】
見えないところでの業務になりますので、頑張っていても、サボっていても分かりません。誰が何をやっているのか把握していますか?常日頃、情報共有、コミュニケーションができているのかが鍵となります。
テレワークができない業種、部門であっても、この取り組みができていれば、人数を減らして対応することができるかも知れません。これは、テレワークに限った話ではなく、日々の生産性向上にも寄与することでしょう。
【環境構築】
何が重要な情報なのかを識別するところからです。セキュアでなくてもいいものもあります。重要情報の取扱いを考慮しながら、どの業務をテレワークで行うのかを決定します。構築に関しては、総務省から発行されている「テレワーク導入手順書」や「テレワークセキュリティガイドライン(第4版)」を参照されるといいでしょう。どういう方法になろうとも、万が一の際に、何があったのかを把握できるよう、PC操作ログを収集できるようにしておきたいです。これは、牽制機能としても有効です。ルール策定、教育を経て、運用をスタートさせます。
(参考)「テレワーク導入手順書」
「テレワークセキュリティガイドライン(第4版)」
【労務管理】
テレワークは、働き方が変わり、事業場外勤務になりますので、勤怠管理など、確認整理しておく必要があります。社労士さんに確認してみるとよいでしょう。
(参考)「情報通信技術を利用した事業場外勤務の適切な導入及び実施のためのガイドライン」
*テレワーク導入に掛かる費用には、各種補助金が用意されていますので、ぜひ、ご活用されると良いかと思います。