伝える事のメリット

今まで蓄積したノウハウを人に伝える事の最大のメリットは、

自分の考えが整理される事

であると思います。分かっているつもりのものでも、伝えようとしたらきちんと理解出来ていない事に気が付きます。暗黙知を形式知に変える難しさ。


私は中小企業診断士という資格をいつかはとりたいと思って頑張っているのですが、一次試験はマークシートなんですね。マークシートの悪いところは、あいまいでも正答してしまう事です。私の今の知識は、マークシートには対応出来るけど、使える力になっていない。使える力になっていないとはっきり言って何にもならないです。これからアウトプットする機会を増やしてどんどん自分の考えを伝える事で整理していきたいと思う。

では、何でもかんでも整理するのか?そうではないです。まずは自分の強みの分野だけでいいのです。自分はその強い分野を提供する。それは必須条件。そうすると弱い部分は提供してもらえる。そういう事の繰り返しで、全体として成長していくのだと思います。
強みと弱みを見極め、弱いところは広く浅くで結構。それでバリューチェーンの切り出しが出来る能力がつけば、運用経験がなくても運用案件をこなす事が出来るし、英語が出来なくても、地球の裏側の仕事が出来ます。

ノウハウの伝授について、中小企業の町工場で有名な岡野工業の岡野社長の記事があったので紹介します。「ノウハウを外に出すと、自分の首を締める事になるのでは」と心配する人にはこう言いたい。「あなたは進歩することが嫌いなのか」。ノウハウを外に出すことは、業界の底上げにつながるし、競争力を高める事が出来る。信頼に足る相手になら提供した方が、かえってプラスになる。

自分はもっと先に行かないといけないと努力するからだ。

確かに競合他社との共有は躊躇する。でもこんな心構えでやっていればは本当の力がつくのであろう。素晴らしい!

キーワード:暗黙知、形式知、バリューチェーン
参考文献:日経ビジネス2006.10.30号

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自己実現 | コメント(2) | トラックバック(0)2006/11/23(木)11:49

コメント

暗黙知を形式知への記事

 岡野工業の社長様は、ニッチの中にあっても世界からの注文や依頼、相談が来る技術屋の社長ですよね。
 小さい企業が弱いなんて、日本が高度成長期で大量生産方式で規模の経済を生かすための経営手法、つまり現代の世は、大量消費型の消費財の提供ではダメです。
 岡野社長の言っておられる、ノウハウの公開は、知識社会を支える最も日本人に足りないものです。
 気付きを得させていただきありがとうございました。

2006/11/23(木)12:40| URL | M.A #- [ 編集]

自らが教えるときにもっともよく学ぶ

コメントありがとうございました。
差別化優位が生きる道。頑張れ中小企業!個人も同じですね。強みは更に強化ですね。
「最も日本人に足りないもの」なるほどと思いました。参考になりました。

補足として、ドラッカーさんは「自らが教えるときにもっともよく学ぶ。情報化社会にあっては、いかなる組織も学ぶ組織にならなければならない。しかしそれは同時に、教える組織にもならなければならない」と言っています。

メンバー間でそれぞれ強み部分を担当し、勉強会なんかを開く事は発表する側もされる側においても大きな効果があるものかなと思いました。率先して、発表の場を作りましょう。

参考文献:「プロフェッショナルの条件」P.F.ドラッカー

2006/11/25(土)06:36| URL | 新吉 #- [ 編集]

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 新木 啓弘

Author: 新木 啓弘
     (しんき よしひろ)

徳島県出身/東京都在住

株式会社インフォクリエマネジメント 代表取締役

中小企業診断士
ITコーディネータ
ISMS審査員
ターンアラウンドマネージャー(NPO法人金融検定協会認定)

砂にこぼれた雨の滴が
川と流れて海に向くように
人は生きて何を残そうか?
こんな小さな命だけど・・・
  「からっぽのブルース」より

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