働きやすさは重要なファクター

外食産業はファーストフードがけん引し売上高が三ヶ月連続でプラスになっており、回復の兆しが出てきているようです。
しかし、収益の回復には、「人件費」や「原材料費」の上昇が足かせになっています。
ここでは、足かせになっている一つである「人件費」について考えていきたいと思います。

外食産業では接客などのサービスレベルを確保することが必須です。一定のサービスレベルを提供出来るようになるまでの期間は教育費用として人件費がかかってきます。なので、定着率を向上させることが人件費の削減につながります


では、定着率を向上させるためにどのような工夫をしているのだろうか。一番は、「働きやすさ」という環境を作っていくことが大切であると思います。
先日の日経新聞に事例が載っていましたので、簡単な考察を交え以下に紹介します。

・平日は大学の近く、休日は自宅の近くで勤務
 平日、休日では客数が大きく変動する地域での無駄な雇用を減らすことができます。雇用する側、される側どちらにもメリットがありますね。

・1ヶ月毎に店舗を変わることが出来る
 離職の一番多い理由は人間関係ではないかと思います。1ヶ月毎に希望が出せて変わることが出来ればストレスなく続けることが出来ます。優秀な人材が人間関係で離職されたらもったいないです。人の出入りが多い店舗にはどんな問題がおきているのかも把握しやすいかも知れません。

・勤務時間2時間でも可能
 長く続けて頂いていた人が、子育てと両立しながら気軽に続けて頂けますね。幼稚園児がいるような主婦にはぴったりでしょう。子供はすぐに戻ってきますからね。少し社会に出て緊張感もないと太っちゃうわ。旦那のだけじゃあちょっともの足りないなあ、小遣い稼ぎよ。というニーズにも対応できそうです。

・友達を紹介すれば報酬を支給
 紹介で来る人は責任感を持つことにもつながり、効果が出やすいのではないかと思います。報酬をもらって一緒にやめたりしないように。

チェーン店にしか出来ないようなものもありますが、いろいろなアイデアで「働きやすさ」を考えていますね。

「働きやすさ」⇒「人員の定着」⇒「人件費削減」⇒「収益の向上」

「働きやすさ」⇒「従業員満足」⇒「サービスの向上」⇒「顧客満足」⇒「売上の向上」

「働きやすさ」は経営目標達成に向けて、非常に大きなファクターと感じます。
事例を参考に、「働きやすさ」について、色々と考えてみたいと思います。

補足として、サービスの質と従業員満足の関係という記事を過去に書いております。合わせて参照して頂ければ幸いです。

参考文献:日本経済新聞2007.4.25朝刊

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経営・ビジネス | コメント(0) | トラックバック(0)2007/04/27(金)06:32

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 新木 啓弘

Author: 新木 啓弘
     (しんき よしひろ)

徳島県出身/東京都在住

株式会社インフォクリエマネジメント 代表取締役

中小企業診断士
ITコーディネータ
ISMS審査員
ターンアラウンドマネージャー(NPO法人金融検定協会認定)

砂にこぼれた雨の滴が
川と流れて海に向くように
人は生きて何を残そうか?
こんな小さな命だけど・・・
  「からっぽのブルース」より

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