経済財政改革の基本方針2007
「経済財政改革の基本方針2007 について」が2007年6月19日に閣議決定しました。ITに関するところでは、「Ⅱサービス改革戦略」のあたりはチェックしておいた方がいいでしょう。
具体的手段については、「IT新改革戦略政策パッケージ」「重点計画-2007」を着実に実施する。となっていますので、あわせてその2つについてもチェックですね。
「IT新改革戦略政策パッケージ」については、すでに、2007年4月5日に出されています。「重点計画-2007」については、現在、パブコメ中です。
(それぞれの原文は、タイトルを検索すると出てきますので、リンクは省略します)
私の感じたキーワードはSaaS(Software as a Service:ネットワークを通じてアプリケーションソフトの機能を顧客の必要に応じて提供する仕組みのこと)です。中小企業にとって使いやすい新たなサービスの普及促進のための共通基盤の整備の環境整備を推進しています。
また、「重点計画-2007」の「IT 投資に対する支援措置の強化」では、2007 年度中に、IT の投資対効果の可視化を促し、IT 経営の推進、IT 投資の効果を高めるためのガイドラインを策定する。また、経営レベルでのIT 経営促進の取組を喚起するため、経営者自身がガイドラインの遵守度合いを客観的に評価し適切な達成目標を定めることができる評価ツールを提供する。となっています。
投資対効果というのが一番わかりづらいところです。果たしてどんな評価ツールになるのか?楽しみな面もあります。可視化が出来て、その事例が情報展開されると、経営者の気づきは何よりも早いですよね。
SaaSなどにより導入コストも運用コストも安価にすることができれば、投資対効果の結果もよくなり、情報展開され、経営者の気づきにつながる。いい循環が回ればいいのですが。
情報展開については「IT経営百選」がありますが、2010年までに1000の成功事例を目指しており、まだ現在は271事例なので情報展開が加速すると思われます。
人口減少社会というこれまでにない局面の中で、成長力を強化して経済成長を持続させることは、大きな課題である。IT化が進むことは、成長力強化のカギとなる生産性を向上させることにつながるでしょう。


