備えあれば憂いなし

先日の新潟県中越沖地震の影響で国内自動車メーカーの生産の7割が一時的にも停止することになった。

そんなに新潟に自動車メーカーがあったかな?

それは、自動車部品大手リケンの主力工場が操業出来なくなったためのようです。リケンは、ピストンリングと言われる部品を供給しており、多くの自動車メーカーが使用している。

その先の影響は?


日本の自動車メーカーは部品在庫を極力持たないことがコスト競争力の源泉となっている。自動車メーカーが生産を停止するということは、その他の部品メーカーも生産をストップせざるを得ない。影響はすごく広がっていくものなんですね。中小企業にとっては死活問題になる場合もあります。

企業は、災害や事故で被害を受けても、利害関係者から、重要業務が中断しないこと、中断しても可能な限り短い時間で再開することが望まれている。

いつそんな事態になるかも分かりません。そういうものを想定して計画することを事業継続計画(Business Continuity Plan)といいます。自社内だけで考えれば、社員の緊急連絡網を作っておくとか、ハードディスクのバックアップを常に取っておくとかの対策などが考えられます。それは事業継続計画の一つと考えていいですね。備えあれば憂いなし。

それにもう一つ踏み込み、製品やサービスの供給関係にも注目して事業継続計画を立てておくことも忘れてはならないです。

現在は、部品から完成品まで1つの製品を1社のみ単独で製作するのはむしろまれです。原材料の供給、部品の供給、輸送、生産、販売などに携わる複数の企業(サプライチェーン)の中のどこかが被災すると、その製品は市場に提供されないことになります。このことは、事業継続計画が自社だけで完結しなくなっていることを意味しています。

中央防災会議(事務局:内閣府)というのがありその中に事業継続ガイドラインが出ています。参考まで。

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経営・ビジネス | コメント(2) | トラックバック(0)2007/07/21(土)08:46

コメント

新潟には車関連の製造業町があります

 新潟は町工場で金属加工や鍛造、鋳造といった金型や高度なNC工作機を駆使して、短納期、超微量生産で車の部品を製造される工場が沢山あります。
 鍛造技術は車のシャフトなどの硬度が有する部品に使われます。
 鍛造は高温の鉄を大型や中型なハンマーで何度も整形し製造する非常に熟練した技能者が必要です。
 また鋳造技術の砂でできた型に溶解した鉄を流し込み整形する技術です。
 新潟は全国的に工場の製造現場の技術や技能を全て見れるほど重要な拠点です。
 今回の中越の地震災害ですが、私も早く復興を願っている一人です。

2007/07/21(土)23:23| URL | MitsuruAbe #- [ 編集]

早い復興で日本経済に旋風を!!


モノもの作りといえば、三条・燕地区の産業集積が頭に浮かびますね。

部品なんかなので、あまり表に出ないですが、陰の力持ちです。

その技術がなかったらいい製品が出来ない。Made in Japan。職人。誇りです。

モノ作りの街。早い復興で日本経済に旋風を!!

2007/07/22(日)21:10| URL | 新吉 #- [ 編集]

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 新木 啓弘

Author: 新木 啓弘
     (しんき よしひろ)

徳島県出身/東京都在住

株式会社インフォクリエマネジメント 代表取締役

中小企業診断士
ITコーディネータ
ISMS審査員
ターンアラウンドマネージャー(NPO法人金融検定協会認定)

砂にこぼれた雨の滴が
川と流れて海に向くように
人は生きて何を残そうか?
こんな小さな命だけど・・・
  「からっぽのブルース」より

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