身の丈にあったシステム導入

ベンダーに言われてシステム導入したんだけど、そのための作業が増えた感じでまったく効率化にもなっていないよ。IT投資はもうこりごりだ。

どうしてそういうことになるのか?

ここで確認をしておかなければならないことは、自社のインフラ成熟度です。


成熟度は、0~5までの6段階で表し、数字が大きいほど成熟していると考えます。

レベル0存在しない課題の認識すらない状態
レベル1初期化された必要に応じて個別対応している状態
レベル2反復できる類似の手順で反復が出来る状態
レベル3定義された 文書化はされているが、対応は個別レベルの状態
レベル4管理された

標準化に対し、監視と測定が可能で、また継続的に改善されている状態

レベル5最適化された継続した改善によりベストプラクティスのレベルに最適化されている状態
参考COBIT(ISACAより)

ITを活用してビジネス競争力を高めるためには、経営基盤系(経営戦略、組織力など)、IT基盤系(ITスキル、IT環境など)の2つのインフラ(基盤)がしっかりしていることが重要です。システムはそれらのインフラの上で活用されます。よってインフラの成熟度により、使いこなせるシステムのレベルは変わってきます。

レベル1の企業に対して、立派なシステムを導入しても冒頭のように使いこなせないのです。
あるべき姿のシステムを思い浮かべ、それを使いこなすには、インフラの成熟度がどのレベルに達していなければならないのかを考える必要があります。

現在のインフラ成熟度があまりにも低い場合は、3フェーズアプローチ
-第1フェーズ すぐにできることをやる
-第2フェーズ 頑張ればできること、早く結果のでること
-第3フェーズ じっくりやること
で、あわてずステップを踏んだアクションプランを立て、あるべき姿と現状との成熟度のギャップを埋めていくとよいでしょう。

そうすれば、身の丈にあった(レベルに応じた)システム導入でストレスなくITを活用し、ビジネス競争力を高めることが出来るでしょう。

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ITコーディネータ | コメント(0) | トラックバック(0)2007/10/17(水)21:29

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 新木 啓弘

Author: 新木 啓弘
     (しんき よしひろ)

徳島県出身/東京都在住

株式会社インフォクリエマネジメント 代表取締役

中小企業診断士
ITコーディネータ
ISMS審査員
ターンアラウンドマネージャー(NPO法人金融検定協会認定)

砂にこぼれた雨の滴が
川と流れて海に向くように
人は生きて何を残そうか?
こんな小さな命だけど・・・
  「からっぽのブルース」より

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